協会について

基本的な考え



わたしたちは、「人も鶏も、たまごを食べる人も、みんなが大事にされる養鶏」を未来に残していきたいと考えています。そのためには今、現場で頑張っている養鶏家の方が、安心して続けていける環境が必要です。

苦労や工夫がきちんと伝わり、価格に反映され、「やっていてよかった」と思える仕事になること。

消費者にも、「どんな人が、どんな思いで育てたか」が見え、「この卵を選びたい」と思えるようになること。

人にも、鶏にも無理がかからず、人と鶏が共に健やかでいられる道を、養鶏家のみなさんと目指していく協会です。

しかしながら、いまの仕組みの中では、そうした思いがなかなか届かない現実があります。

育て方が違っても、卵の価格は変わらない。手間をかけても評価されにくい。未来を託すには不安が多すぎる。

だからこそ、わたしたちは「選べる社会」を目指します。

育て方の選択肢があり、売り方の選択肢があり、消費者が「この卵がいい」と自分で選べる未来。

それは、養鶏家の自由と、誇りと、持続につながると考えます。

わたしたちは、養鶏の“かたち”を押しつけるのではなく、今ある養鶏の“よさ”に光を当てて、その価値を社会に届けていくための場所です。一人では難しいことも、賛同していただける方たちがいれば、できることがある。

そう信じて、養鶏家の皆さんと一緒に、歩んでいきます。


わたしたちの約束

わたしたちは、「人」を大切にします。

鶏を丁寧に育てていくには、まず育てる人が健康で、希望を持って安心して働けることが大前提です。
そのうえで、育てられる鶏たちが健やかに生き、消費者の元に届く卵が安心して選ばれるようになる。
この順番が、わたしたちの根っこにあります。

わたしたちは、「こうでなければいけない」とは言いません。

開放鶏舎や平飼いを重視するのは、それが価値あるものとしてもっと認められてよいと考えているからです。
ですが、ウインドレスやケージ飼いといった方法を否定するものではありません。
すべての養鶏に、それぞれの理由があり、工夫があり、歴史があります。
大切なのは「選べること」だと考えています。

わたしたちは、「選択肢を増やす」ために存在します。

たまごを育てる側も、食べる側も、今よりもう少し、選べる未来があるべきです。
飼い方も、売り方も、価格の決め方も、「これしかない」ではなく、「こういう道もある」と示すことが、協会の役目です。

そのために、育て方と価格の関係を明らかにしたり、消費者との橋渡しをしたり、養鶏家どうしが学び合える場をつくったりしていきます。

わたしたちは、「ともに悩み、ともに育てていく」存在です。

たとえばエサの値段、インフルエンザ、契約の不透明さや、情報不足、金融機関との関係など
一人で悩んで、背負って、いつか辞めざるを得なくなるような、そんな現実を変えていきたい。
問題に向き合うとき、そばにいる。相談できる。ともに答えを探す。
そんな協会でありたいと考えています。

わたしたちは、「未来の養鶏」を一緒につくります。

このままでは、手間をかけた養鶏が、消えていくかもしれません。

地域のたまごが、見えなくなるかもしれません。
次の世代が、「やりたい」と思える仕事でなくなるかもしれません。そうならないために、
今ここにある養鶏を守りながら、未来の養鶏も育てていく。

そのための「土台」をつくるのが、この協会の役割です。

共に悩み、共に気づき、共に歩む仲間を、わたしたちは待っています。

支援内容


養鶏家の想いと手間が、きちんと伝わるように
私たちは支援していきます。

①たまごの価値を「見える化」します
養鶏家の工夫や飼い方の違いが、消費者に伝わる仕組みをつくります
・認定シールの発行
 開放鶏舎や飼養管理の内容に応じて、協会が認定したシールを発行します。
 パッケージに貼ることで、消費者が手に取ったときに一目で違いが伝わります。


・情報の発信(SNS・新聞・協会通信)
 シールの意味や、養鶏家ごとの取り組み内容を紹介します。
 「なぜこの卵は少し高いのか?」という疑問に答え、消費者の理解を広げていきます。
②飼養管理や契約に関する不安をともに解決します

「こういう育て方をしてもいいのだろうか」「契約が不利ではないか」
そんな現場の声に、専門家と協力しながら応えていきます。

・契約内容の見直し相談
 飼料メーカーや販売先との契約について、不安がある場合はご相談ください。
 協会が内容を確認し、より良いかたちを一緒に考えます。

・飼養管理に関する勉強会・意見交換会の開催
 他の養鶏家の知恵や工夫を共有し、明日から使える情報として持ち帰れる場をつくります。
 「こうすれば開放鶏舎でもうまくいった」など、実際の経験を共有することを大切にします。

③万が一への備えを支えます


・鶏インフルエンザ基金の創設

 発生時のリスクを少しでも軽くするため、基金を設け、一定の助成を行います。
 いざというときの支えがあることで、安心して養鶏を続けられるようにします。

④卵の適正価格をともに考えます

今の相場が本当に妥当か? 養鶏家がきちんと利益を出せる価格とは?
この問いを大切にしながら、よりよい取引のかたちを提案していきます。

・価格の基準づくりと交渉の後押し
 飼養方法に応じたコストをもとに、価格の基準を協会内で共有し、
 販売先への説明材料として使えるようにします。

⑤次世代の「やってみたい」を応援します


・新規参入支援や後継者向けプログラム
 若い人や未経験者が「養鶏っておもしろそう」と思えるような、現場体験・相談窓口をつくります。
 また、後継者世代の方とベテラン養鶏家とのつながりづくりも行っていきます。

⑥中小規模の養鶏を守ります


・消費者への発信キャンペーン
 「このままだと、顔の見えるたまごが消えてしまう」
 そんな危機感を、動画やポスターなどで伝えていきます。
 スーパーの店頭やイベントでの紹介など、現場と連携しながら展開します。

⑦お金のこと、経営のことも一緒に考えます


養鶏業を続けていく上で、経営や資金繰りの悩みはつきものです。
「銀行とのやりとりが不安」「数字が苦手」「このままで大丈夫か心配」
そんなとき、協会が専門的な立場から、わかりやすく丁寧にサポートします。

⑧金融機関とのやり取りの支援


「どう話せばいいのかわからない」「融資を断られた」
そうしたご相談に対し、資料づくりや面談前の準備をお手伝いします。
必要に応じて、協会として同席や紹介を行うことも可能です。

⑨財務内容の改善相談と提案


養鶏業を続けていく上で、経営や資金繰りの悩みはつきものです。
「銀行とのやりとりが不安」「数字が苦手」「このままで大丈夫か心配」
そんなとき、協会が専門的な立場から、わかりやすく丁寧にサポートします。

➉M&Aや事業承継の相談窓口


「この先、誰かに任せたい」「他の養鶏家に引き継いでほしい」
そうした思いにも向き合います。
同じ思いをもった仲間にバトンを渡せるよう、安心して相談できる仕組みを用意します。

お金のことは、聞きにくく、後回しにされがちです。
けれど、ここを整えることで、より自由に、より長く、養鶏を続けることができます。
協会は、養鶏家の営みを「経営」として支えることも、たいせつな役割と考えています。
このように、協会は「声を聴く」「伝える」「守る」「育てる」の4つを柱に、
日々の営みに寄り添った支援をしてまいります。
他にも「こんな支援がほしい」といった声があれば、随時追加・改善していく柔軟な運営を大切にします。

ご意見お待ちしております。
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